概略
本製品は、ミューエアレータとミューグリーンリアクターの発振素子部分で、発振素子の持つバブル発生機能と強力な循環流機能をもつ製品です。
MAHの稼働状況の動画(上向噴射)
MAH-10の稼働状況(下向噴射、空気量3種類)
ミューエアレータ稼働状況 (MA-10 30m3)
ミューエアレータ稼働状況 (MAH-10 38m3)
ミューエアレータ稼働状況 (MA-10 45m3)
ミューエアレータ稼働状況 (MAH-25 80m3)
ミューエアレータ稼働状況 (MAH-25 60m3)
ミューエアレータ稼働状況 (MAH-25 96m3)
MAHを4つ同時に使用したときの稼働状況(動画)
発振素子とは
気体の微細化(発振素子とは)
ミュー発振素子とは、気体の旋回及び剪断機能を備え、強力な螺旋渦流を発生させる静止型混合装置の一種です。気体の噴射部に取り付けられ、下から上に向かって液体中に高速(10m/s以上)で噴射されます。ミュー発振素子の内部を見ると、らせん状の羽根体が2枚設置され、羽根体の内側(中心部)に空洞があります。
2つの流れが発振現象を起こす
高速度で噴射部から発せられた加圧気体は、ミューミキサーと同じようにミュー発振素子の中でも、二つの流れに分けられることになります。羽根体に沿ってらせん状に旋回する流れと、2枚の羽根体の中心部に空いた穴を直進する流れになります。この旋回流と直進流の速度の違う二つの流れにより、発振現象が起こります。
発振現象とは?
この発振現象というのは、一言で言うと気体が振動することです。この発振現象こそが気体の微細化を加速させる効果をもち、具体的には次の4つの現象によって引き起こされます。
- 加圧気体が液体中へ高速噴流されることによって、乱流渦が発生し崩壊する。
- 加圧気体が自励振動(振動を起こす外力が振動自身によって、振動幅が大きくなるか、振動が持続する現象のこと)により、周波数200-1000Hzの音波が発生する。
- 加圧気体が噴射部から液体中へ噴射され、噴流に伴う圧力低下によりキャビテーションが発生する。
- 加圧気体が発振素子の中央部を直進する流れと羽根体に沿って旋回する流れに分けられ、その二つの速度差からせん断力が生じる。
仕様表
仕様表
※**の製品は5個からの販売となります。
※価格はお問合せ下さい。
※必要空気圧力:20kPaG〜0.5MPaG